特定天井ではない天井でも落下防止対策は必要なの?
“特定天井”はあくまでも落下時の被害が甚大かどうかという基準です。
それ以外の天井も落下する可能性があることに違いがありませんので、特に乳幼児や高齢者の施設では対策が必要です。
例えば幼稚園について考えますと、
身長が低く高低差がある、児童が天井落下を想定できない、寝ていることもある、椅子だけで机などの避難場所がないといった問題があるのです。
こういった問題から、東京都私学財団などでは、幼稚園(認定こども園含む)を対象に部屋の大きさを問わず天井落下防止措置に助成金を出して支援をしています。